アトピー性皮膚炎の治療をするに当たって、「脱ステロイド」という言葉をよく耳にします。
しかし脱ステロイドといっても、正しい意味を理解してアトピー治療を行わないと、逆にアトピーを悪化させてしまう危険性を伴いますので注意しましょう。
アトピー性皮膚炎の治療をするに当たって、「脱ステロイド」という言葉をよく耳にします。
しかし脱ステロイドといっても、正しい意味を理解してアトピー治療を行わないと、逆にアトピーを悪化させてしまう危険性を伴いますので注意しましょう。
アトピー治療にステロイド外用薬を使用していた人が、自分の判断だけで、急にステロイドの使用を辞めると、一気に病気が悪化してしまう事があります。
これを「リバウンド」といいますが、単なるアトピー症状の悪化に留まりませんので、注意しなくてはいけません。
アトピーの治療薬として使われるステロイドとは、副腎皮質ホルモンにより、過剰になっている免疫反応を抑えて、アトピーによる皮膚症状を和らげる効果がある薬です。ステロイド外用薬は、効き目がとても分かりやすいのが特徴で、塗る事によって、アトピーの症状が改善されたように見えますが、これは症状を抑えるだけの効果で、根本的にアトピーが治ったとは言えません。
ステロイド外用薬が、アトピーなどの治療薬として世界中で使用されるようになってから、50年以上経ちました。
ですので、ステロイドについての効用と副作用は、十分研究されていますので、その事を考えますと、ステロイドはむしろ安全に使用することが出来る薬といえるのではないでしょうか。
ステロイド軟膏をアトピー性皮膚炎の治療薬として使用することで、「色素沈着」が起こると考えている人が多いですが、その知識は間違いです。ステロイドは、皮膚の色素発生を抑える働きがあるため、色素沈着するどころか、逆に肌の色は白くなります。
アトピー性皮膚炎は、皮膚の炎症です。
最近では、ステロイド剤の副作用を懸念してか、ステロイド系以外の薬を使ってのアトピー治療を希望する患者が増えています。
それにより、さまざまな薬がアトピー治療に使われているようです。
その中の一つに、風邪薬などの成分である消炎や鎮痛の効果がある、イブプロフェンを使った外用薬があります。